データの変換
本ソフトウエアはExifバージョン2.1を基に設計しています。
「データリーダ MV-1」とNikonF6より取得した撮影データは可能な限り、Exif Version2.1で規定されるタグ及びニコンが定義するメーカーノート中に埋め込みます。
しかしながら、適当なタグが存在しない項目もあり、これらは現在EXIFデータとしては埋め込まれません。
Exifとして埋め込まれるデータについては、表1を参照して下さい

参考までに、「データリーダ MV-1」で取得できるNikon F6撮影データのサンプルをここに置いておきます。
F6の背面液晶で確認出来る情報より詳しいです。

■メーカーノートについて
Exif情報の中には、メーカーノートと呼ばれる各メーカーが自由に使用できる領域がありますが、この領域の使用方法はメーカー依存であり、ほとんどのメーカーはその仕様を公開していません。
この為、メーカーノートを正しく解析し、表示することは困難です。
本ソフトウエアではニコンの定義するメーカーノートに限り表示する仕様としていますが、これは私の解析結果に基づいて表示している為、誤りを含む可能性があります。また、解析出来ない項目は不明として表示しています。
※ニコン以外のメーカーノート情報は表示されません。

表1 ニコンF6撮影データ → Exifタグ変換テーブル
撮影データフィールド Exifタグ ニコン
メーカーノート
Film speed 0x8827 0x0002
Film number    
Camera ID    
Frame number    
Shutter speed 0x829A  
Aperture 0x829D
Focal length 0x920A 0x0084
Lens maximum aperture 0x9205  
Metering system 0x9207  
Exposure mode 0x8822  
Flash sync mode   0x0008
Exposure compensation value 0x9204  
EV difference in Manual   0x000E
Flash exposure compensation value   0x001A
Speedlight setting 0x9209 0x0009
Multiple exposure    
Lock    
Vibration Reduction    
Date(yy/mm/dd) 0x9003  
Time 0x9003  



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